2013年2月5日火曜日

女性同士の友情って難しい…というテーマの本4冊紹介!

いつもは犬キャラでお送りしているJBとの対談ですが、今回は
約30年前の2ショット画像でお送りしますW
もはや、2人とも面影ないので個人情報にならないし・・・
 
☆指揮棒を持っているのがワタクシ
☆シンバルがJB
=========================
 
JB:なんだこれ?!
 
私:いやー、押入れの掃除していて卒園アルバムで見つけましたW
いやー、JBはキンケシを持っている余裕が
表情にあらわれていますね!
私はキンケシを持っていないルサンチマンまるだしの
表情でございます。
 
JB:まだ「それ」を言っているのかWW
 
「それ」について↓
 
JB:ところで、少女革命ウテナのブルーレイボックス買ってしまった!

 
ブックレットすごいぞー
監督のコメントや、川上さんのお母さんのコメントも(泣
 
私:神アニメだからな。
 
JBとのウテナ対談はこちらになります↓
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/blog-post_23.html

JB:ところでTV版を改めて観て気づいたことがある。
ウテナって「39話かけて、ようやく
ウテナとアンシーが友達になる話」だ!!

私:WWW
それだけ女性同士の友情は儚いってことなんじゃないのか?!

JB:友達になるのが、こんなに大変だなんて!
だからこそ、最終話が泣ける。

私:アキオさんが絡んで2人の仲こじれかけるからね。
オトコが絡むと泥仕合になりがちだ!

女性の友情<<<<<<オトコ

になりがちなんだよな・・・・。

男性の場合、

恋人<<<男性の友情(同性愛じゃないけど同性愛的な友情・仲間意識)

ってのがあるし(特にDQN層)
そうそうこじれないと思う。

オタク系にはサークルクラッシュ的な
現象もあるけど・・・
(今度、ホリィさん主催の
サークルクラッシュ同好会の活動も
当ブログにてご紹介したいです)

ウテナとアンシーの場合、オトコの取り合いで
泥仕合、自殺未遂とかありますからね。
王子様ごっこしていたウテナも
完全オンナモードになっちゃって・・・。

最後は王子様幻想を捨てて、
お互いの汚いところを知っても、
それでいて受け入れて
女性どうし友達になるってとこに
カタルシスがあるな。

じゃあ、女性同士の関係性のむずかしさについて
ブログにまとめてみるわ。
女子グループって、生産性よりも
悪口サークル化しやすいからなぁ。
もちろん、そんなグループばかりじゃないけど。

JB:その企画イイネ!
にしても、なんで女性同士の
友情ってバブリーなんだろ・・・・?!
まだ社会的に弱いからか??

しかし、友情というものは生産性が無く
文化的だからこそ尊いものだ!
動物に友情は無いからなー。

以下は私が「女性同士の友情の困難さ」を
テーマに収集した文献です。
 
この本の要点まとめ
 
*女の友情の裏には「嫉妬」があって、実は一生苦しむことも
あるのに、それが避けられてきた、と指摘
 
*どちらが男性にモテるか、キャリア、どちらが先に結婚するか、
どちらが先に子供を産むか・・・で常に競争意識に
さらされている女性の状況について
具体例てんこもり
 
*なわばり意識があり、好きな男性をとられないようにする。
仕事場でも、昇進の機会のありそうな同僚の
足を引っ張る・・・などの具体例
 
*これらの妬みの暴走は
メディアのせいだと分析。
美人女優やセレブばかり注目され
「美」が女性の価値としての比重を増すと
妬みが暴走する。
 
*そして男性の奪い合いの話に・・・
 
なんだか泥仕合の話ばかりかと思いきや、
ここで学術的なコメントが・・・
 
ミシェル・カッスン博士のコメント
「女性が女性を踏みつけにするのは自尊心を高めるため。オトコが
アナタよりもワタシを選んだ、ということで自尊心を高める」
 
あ、これは自尊心についてのページもご参照ください
 
<私のコメント>
女性の場合、社会的に認められるのが困難だし
男性に選ばれるってことでしか自尊心を高められない。
それに、社会的な成功も容姿が絡んでくるので
ややこしやになる。
 
男性の場合、社会的成功をおさめたら
外見がどうであれ
女にもモテるわ、自尊心も高まるので
努力がストレートに実る場合があるのだが
女性は複雑な要素が絡み合う。
 
だからこそ、わかりやすい勝利
「男性に選んでもらう」という方を選んでしまい
そのためには女性同士の友情をないがしろにするのかね。
 
他に自尊心を高める方法があるとしたら、
「つきぬけ系」になるしかないかも。
 
つきぬけ系について
 
この本の答はこうだ:女性同士の嫉妬を越えて
友情をGETとする鍵は「自信」「自尊心」だ。
 
この本の素晴らしいところは、
P162に映画『8人の女たち』の舞台裏を救いとして
提示していることだ。
あれだけアクの強い女優が集まったんだから
さぞかし険悪な事件などあったに違いない・・・と邪推しがちだが
超一流の8人の女優は連帯感があり
競争心もなかったそうだ。
 
おそらく、これはみんな「自信」と「自尊心」に
満ち溢れた一流の人間の集まりだからこそ、だ。
 
 
 
次に↑この本の要点をまとめてみよう!
 
これは思春期限定の女子の関係性についてだなー
 
思春期の女子グループって
もう文字に書いただけでも
メンドクセーのだが・・・
 
少女たちに「女同士の友情のいやなところは?」と
質問すると、このような答が返ってくるらしい。
 
「悪口をいう」「噂話」「表裏」「やきもち」
「競争心」「批判的」「批評がましい」「秘密をばらす」
「人につきまとう」「彼氏を奪う」「友達を選ばせる」「裏切る」「移り気」
 
これ、小6から中1のあたりで
もう男子を巡る女子の派閥争いがはじまるらしいですね。
(というのは、自分の場合中学受験で死にそうだったのと
女子校に入り、そのままアニオタに
なったので抗争とは無縁だったのでわからん)
 
この本に出てくるモーガンとブリアナの
仁義なき戦いが凄すぎる!!
人気者の男子3人をモーガンが引き連れているのを
知ったブリアナが「男子の忠誠を取り戻すための組織的
キャンペーン」をした結果、成功。
学年全体が2つの派閥に分かれたという事例がW
 
モーガンもブリアナもいわゆる「美人」で・・・
つまり女王蜂はどっちか抗争ってのが
始まったらしいのね~
 
この本によれば、「女性同士の友情」から
「男子を巡る抗争」に発展するのは
12歳が境目だとなっています。
12歳ってとこが絶妙ですなー
 
中学から女子校の場合、男子がいないことで
オッサン化したりするけど・・・ある意味
パラダイスかも。
 
変な抗争に巻き込まれずに
性欲を趣味に昇華できたりするからね~
 
 
次はこの本!!
 
この本は女子同士のいじめに
「親」「教師」が何ができるのか?
を問いかけている。
 
女性は攻撃性を否定されているので裏工作で意地悪しあう。
 
こんな状況の中で、教員ができることってなによ?
 
女の子どうしの摩擦、衝突は
「老木の木の根のように地下深い」
 
教師は「目でわかりやすく確認できない」
女子同士の摩擦にかかわりたくないのだ。
 
男子同士の殴った・殴られたならわかりやすいが、
女子同士の水面下の抗争なんてわかりにくいものに
関わると、労力を使う割に報われない。
 
下手すると・・・
女子の親の最大の敵にもなりかねないので
手をつけられないんだなー
 
ってことで、女子同士のいじめに遭った時
自力で解決する方法が載っている
 
1)抱えこまない
2)同じ趣味を持つ子を見つける
利用しようとする子には近づかない
3)趣味で昇華
4)新しいことに挑戦
5)いつかは終わると悟る
 
この本、いじめた側がいかにトラウマになっているかも
書かれているので良いと思う。
 
いじめた側のコメント
「村で略奪の限りをつくした兵士が
20年後にその村に戻って、自分が傷つけた人や
その子供、孫にも謝ったりしますよね。
その気持ちがわかる気がするんです」
 
この一言に、いじめた側の自尊心の傷つきが
集約されてるように思う。
いじめられた側も辛いが、いじめた方は
自尊心という大切なものを失うんだな。
 



そして、これだ!『女友だちの賞味期限』
大人同士の女性の友情のこじれの具体例を
エッセイとしてオムニバスで描いたのがこの本。

思春期の女性同士のこじれは
まだわかりやすい。
大人どうしのこじれは、ちょっとした
表面上の取り繕いがある分、丹念に文章化しないとわかりにくい。

ノルウェー人の完璧な女友達に
優越感を抱くために、その女友達の彼氏の
過去の過ちを非難する・・・という繊細な心の動きを
書いている作品なんぞ、映画化できると思う。
 
 それにしても・・・
いやー、見事に海外の著者ばかりですねW

日本では、まだまだタブーなんだ、この話題。

解決の糸口が海外よりも見えないもの。
海外の場合は、社会的に認められて自立するという
道筋が日本よりも若干開かれているのでは?

海外事情知らないので偉そうなこと言えませんが、女は職場の華とか
お茶くみ的な日本の価値観よりはマシかと。

 日本の場合、男性依存的な価値観から
まだまだ脱却しにくいので↓
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/21.html
解決できない問題の箱を開けないのかな。
 
だから日本では「女性同士のいがみ合い研究」
自体がタブーなのかなW
パンドラの箱を開けても、
ブラックホール化するだけで
解決策がとんと分からない。
 
小説では岩井志麻子先生の独壇場のテーマになっているけど。
 
岩井志麻子先生の場合、いつもパンドラの箱
開きっぱなしで終わるからねW
女性同士が妬みあい嫉みあい
破壊しあってオワタみたいな小説が多いW
志麻子先生の作品は
あの救いようの無さがまた良いんだけど。

いつか志麻子先生の小説の紹介もしたいです。
これにて今回はお開きにしたいと思います。 

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